[5日 ロイター] - <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日 コード 終値 FTSE100種 7271.17 -40.09 -0.55 7311.26 ロンドン株式市場は反落して取引を終えた。ポンド高を受け輸出株 が売られた。 ポンドはここ2日間で、10カ月ぶりの大幅な値上がりとなった。 英議会は10月31日に英国を合意なしで欧州連合(EU)から離脱さ せようとするジョンソン首相の動きを阻止する法案を可決した。合意な き離脱への懸念が後退し、ポンドを押し上げた。 国際的な銘柄である酒造大手のディアジオと製薬のアスト ラゼネカ、同グラクソ・スミスクライン(GSK)は約 3%値を下げた。 米中が10月に通商閣僚協議を開くことで合意し、米国や欧州株式 市場では株価が上がった。リスク資産が買われる中、比較的安全な資産 とされる金が値を下げ、金・銀生産のフレスニロは5.8%下 落。FTSE100種で最も大幅に落ち込んだ。 一方、工業株は買われた。防衛大手BAEシステムズとエ ンジンメーカーのロールスロイスはともに約1%値を上げた。フ ランスの航空機エンジンメーカーのサフランが利益見通しを引 き上げたことや、フランスの戦闘機メーカー、ダッソー・アビアシオン が売り上げ目標の引き上げ確認したことが買い材料だった。 ロンドンの新興企業向け株式市場、AIMに上場するオンラインフ ァッション販売のブーフーは15.1%急騰し、過去最高値を つけた。通期の売り上げ見通しを引き上げたことが好感された。 中型株では、銀行のCYBGが21.4%急落し、過去 最安値をつけた。支払補償保険の不適切販売を巡る引当金を増やす見込 みだとの発言が不安視された。 (ーからご覧ください)