(表は本文の下に表示しています) [30日 ロイター] - ロンドン株式市場は反落して取引を終え た。新型コロナウイルス感染が世界的に広がっていることで経済成長が 妨げられるとの懸念から鉱業株が売られた。業績の回復見通しについて 慎重な見方を示した英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA) の親会社IAGも値を下げた。 IAGは7.5%安だった。新型コロナのパンデミック( 世界的大流行)を理由に今年の利益見通しを示さなかった。ただ夏の輸 送能力は45%と、第2・四半期の22%から増えると述べた。 FTSE350種鉱業株指数と旅行・娯楽関連株指 数の値下がりが目立った。 防衛機器バブコック・インターナショナルは16.0%下 落した。20億ポンド(28億ドル)の評価損を計上したことで通期の 損失が急増し、今年度のフリーキャッシュフローが大幅なマイナスにな ると警告したことが売り材料だった。 一方、出版のピアソンは3.0%高だった。上半期利益が 予想を上回り、調整後売り上げが17%増加したことが一因で増配を決 めた。 <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日 コード 終値 FTSE100種 7032.30 -46.12 -0.65 7078.42 (ーからご覧ください)
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