(表は本文の下に表示しています) [5日 ロイター] - ロンドン株式市場は小幅反落して取引を終 えた。イングランド銀行(英中央銀行)が金融緩和策の「出口戦略」を 明確にしたことで英ポンドが上昇し、輸出銘柄の重しになった。 鉱業や生活必需品株が値下がりした。英中銀は、量的緩和で保有債 を緩やかに減らす新たな指針を発表。ポンドがドルに対して上昇し、そ の後は上げ幅を縮めた。英中銀はインフレが目標の2%を大きく上回る との見通しを示したが、インフレ高進は一時的だと強調した。[nL4N2PC 36A] AJベルの投資ディレクター、ラス・モールド氏は「中銀は物価上 昇が一時的との見方に執着しているが、一部のストラテジストは一次産 品や卸売物価、消費者物価の上昇がインフレの前兆だとみて楽観してい ない」と話した。 エンジンメーカーのロールスロイスは5.9%上昇。航空業 界の回復が進まない中でコストカットや資産売却により、今年の業績予 想を達成できるとの見方を示した。 世界最大の広告代理店グループ、WPPは2.7%高だっ た。第2・四半期の純売上高が19.3%増えたと発表した。 中型株で構成するFTSE250種指数は0.68%上昇 した。 <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日 コード 終値 FTSE100種 7120.43 -3.43 -0.05 7123.86 (ーからご覧ください)
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