[8日 ロイター] - 週明けロンドン株式市場は小幅反落して取 引を終えた。消費関連株や旅行株が売られ、鉱業株の上昇を相殺した。 ポンド高を背景にドルで収益を上げる英日用品のユニリーバ<ULVR. L>、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)、酒造大 手のディアジオが0.5─0.9%下落した。 ただ、商品価格の上昇を受けてFTSE350種貴金属株指数<.FT NMX551030>と石油・ガス株指数がそれぞれ1.69%、 0.18%上げたため、相場全体の下げ幅は限られた。 中型株で構成するFTSE250種指数は0.24%安。 旅行・娯楽関連株指数が1.22%値下がりし、相場を 圧迫した。英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)などの親 会社IAG、賭け業者のフラッター・エンターテイメント<FLT RF.L>、オンラインカジノなどを運営するエンテインが1.5─ 1.8%下げた。 オンラインカジノ向けゲームソフト会社プレイテックは2 .5%上昇。大株主のゴーファー・インベストメントから7日、買収提 案を受けたことが好感された。 英防衛大手BAEシステムズは今年の収益が前年に比べて 3─5%増加するとの見通しを維持し、同社の製品とサービスの需要は 引き続き高いとしたにもかかわらず、0.4%下落した。 資産運用会社Abrdnは3.2%高。スカイニュースが 6日、オンライン投資会社のインタラクティブ・インベスターを15億 ポンド(20億2000万ドル)超で買収する方向で協議が進んでいる と報じたことが材料視された。 <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日 コード 終値 FTSE100種 7300.40 -3.56 -0.05 7303.96 (ーからご覧ください)
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