[25日 ロイター] - ロンドン株式市場は続伸して取引を 終えた。エネルギー株が買われたのが相場を支えた。 中型株で構成するFTSE250種指数は0.03%高と ほぼ横ばい。生活費危機の深刻化で悲観的なホリデーシーズンが懸念さ れて伸び悩んだ。 25日は年末商戦の幕開けとなる「ブラックフライデー」だったが 、FTSE350種小売株指数は0.51%下落した。 バークレイカード・ペイメンツによると、午後1時GMT(グリニ ッジ標準時)時点の英国での支払い取引量は2021年より0.7%増 加した。 OANDAのシニア市場アナリスト、グレイグ・アーラム氏は、ブ ラックフライデーの企業への影響について「ここから分かることの一つ は、ホリデー期間中の家計支出量の見通しだ」とし、「希望を持つため に小売業者には堅調なブラックフライデーが必要だ。もし、人々が消費 していないことを示すデータがさらに得られれば、小売業者にとっては 非常に心配な時期になるだろう」と述べた。 原油価格の値上がりを受け、石油・ガス株指数は0 .98%上昇。 一方、不動産投資信託株指数は1.08%安。不動 産代理店LSLプロパティー・サービシスが9.9%下げ、2 2会計年度が低調になるとの見通しを示したことが嫌気された。 コラーゲンケーシング製造会社、デブロは62.0%と急 上昇。サリア・ネーデルランドによる約5億4000万ポンドでの買収 合意が好感された。 <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日 コード 終値 FTSE100種 7486.67 +20.07 +0.27 7466.60 (ーからご覧ください)
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