[16日 ロイター] - ロンドン株式市場は続伸して取引を 終えた。世界経済に対する楽観的な見方やインフレが抑制されつつある 兆候を背景に、2018年に付けた過去最高値まであと1%足らずに迫 った。 FTSE100種指数は0.2%高、中型株で構成するF TSE250種指数は0.7%高となった。 金融株が上昇率上位を占めた。中国の新型コロナウイルス対策の緩 和が世界経済を押し上げるとの期待から、アジア市場を主力とするHS BCとプルデンシャルがそれぞれ0.8%、2.5% 上昇した。 投資家は、週内に発表される英国の失業率や消費者物価などの指標 から、イングランド銀行(英中央銀行、BOE)の利上げに関する手が かりを探ろうとしている。 金融市場はBOEが2月に50ベーシスポイント(bp)利上げを 行う確率を64.3%と予想している。 小売大手マークス・アンド・スペンサーが2.9%上昇。 国内で20店舗の新規出店を計画しており、新規投資は4億8000万 ポンド(5億8694万ドル)になると発表した。 オンラインスーパー大手オカドは17日の決算発表を前に 5.2%上昇した。 一方、石油大手BPとシェルはそれぞれ0.4%近 く下落した。原油安を受けた。 <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日 コード 終値 FTSE100種 7860.07 +16.00 +0.20 7844.07 (ーからご覧ください)
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