[30日 ロイター] - ロンドン株式市場は続伸して取引を 終えた。中国の需要回復への期待感や、国内の政治的懸念の後退を背景 にコモディティー(商品)関連株や消費株が買われたのが相場を支えた 。 一方、国内企業中心の中型株で構成するFTSE250種指数<.FT MC>は0.12%下落した。 月間ベースではFTSE100種指数は6.74%上昇し 、2020年11月以来、2年ぶりの大きな上昇率を記録。FTSE2 50種指数は7.12%上げた。 30日は、FTSE350種石油・ガス株指数、貴 金属株指数、鉱業株指数が1.57─1 .94%上昇した。 ジェフリーズが資源業界について前向きな見通しを示したことから 、資源大手のリオ・ティント、グレンコア、アングロ ・アメリカンが0.4─3.6%上げ、FTSE100種指数 をけん引した。 パインブリッジ・インベストメンツのポートフォリオ・マネジャー 、ハニ・レダ氏は、エネルギー供給リスクの減少が、インフレが抑制さ れるとの見方につながっていると指摘し「インフレ率が低下する余地は 十分にある。そのため、市場が持ち直し、一般消費財にプラスの影響を 及ぼしている」と述べた。 一般消費財株の中では、賭け業者のフラッター・エンターテイメン トが2.2%高と好調だった。JPモルガンが目標株価を引 き上げたことが好感された。 上下水道・廃棄物処理のペノン・グループは2.4%下落 。半期の税引き前利益が減ったと報告したことが嫌気された。 <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日 コード 終値 FTSE100種 7573.05 +61.05 +0.81 7512.00 (ーからご覧ください)
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