[18日 ロイター] - 週明けロンドン株式市場は続伸して取引 を終えた。商品関連株が上昇したほか、世界的に投資家心理が改善した ことも相場を押し上げた。 ドルの下落や、ロシアからの供給減少への警戒感を背景に原油先物 が値上がりしたため、石油大手のシェル、BPはそれぞ れ2.4%、2.5%上昇した。 スイスの商品取引・資源大手グレンコア、資源大手のリオ ・ティントはそれぞれ3.2%、2.9%上昇。中国当局が不 動産市場の危機を回避するための措置を打ち出したことやドル安が好感 されて、金属価格が値上がりしたことが押し上げ要因だった。 中型株で構成するFTSE250種指数は0.96%高。 製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)が事業分離 した消費者向けヘルスケア企業ハレオンが18日、ロンドン証 券取引所に上場。株価は330ペンスの初値を付け、終値は6.6%下 落して時価総額は約310億ポンド(370億ドル)となった。GSK の株価は前週末比でほぼ横ばいだった。 英情報企業ユーロマネー・インスティチューショナル・インベスタ ーは9.5%と急上昇。フランスの投資会社アストルグ・アセ ット・マネジメント率いるグループから16億6000万ポンド(19 億7000万ドル)での買収提案があったと明らかにしたことが好感さ れた。 保険のダイレクト・ラインは10.5%と急落。通期の利 益見通しを下方修正したことが嫌気された。 <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終 コード 値 FTSE100種 7223.24 +64.23 +0.90 7159.01 (ーからご覧ください)
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