[10日 ロイター] - ロンドン株式市場は4日続落した。 世界的な株安を受けた。 FTSE100種は0.5%安。中型株で構成するFTS E250種指数は1.3%下げ、1週間ぶりの安値を付けた。 石油・ガス株指数は1%安。原油価格に連れ安した 。 一方、英国債価格は急落。クワーテング財務相が10日、中期財政 計画の発表を11月23日から10月31日に前倒ししたほか、イング ランド銀行(英中央銀行)は10日、国債市場安定化策の長期国債買い 入れ措置が今週末に終了を迎えるのを前に買い入れの上限を倍増したが 、市場の信頼を得られていないことが示された。 キャピタル・ドット・コムの市場アナリスト、ダニエラ・ハソーン 氏は「英国債が再び売られた。英中銀が11月3日までに緊急利上げに 踏み切る可能性が高まっている」と述べた。 個別銘柄では、エネルギー大手のセントリカとドラックス< DRX.L>がそれぞれ2.7%、4.9%下落した。英政府が再生可能電力 会社の収入に上限を設ける計画を進めているとの英紙フィナンシャル・ タイムズの報道が嫌気された。 <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日 コード 終値 FTSE100種 6959.31 -31.78 -0.45 6991.09 (ーからご覧ください)
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