March 31, 2017 / 6:42 AM / 10 months ago

上海外為市場=人民元が下落、来週の米中首脳会談控え

[上海 31日 ロイター] - 中盤の上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで下落した。来週のトランプ米大統領と習近平中国国家主席による緊迫した初会談に投資家らは備えた。

中国当局は昨年、人民元の大幅下落に対処するため資本規制を導入した。トレーダーらは、国内経済が回復しつつあることや金融政策引き締めバイアスを踏まえ、元が持続的に下落する可能性はごくわずかとみている。

人民元のスポット(直物)相場は1ドル=6.9025元で寄り付き、現地時間正午ごろの段階では前日終値比0.007元の元安・ドル高の6.8956元。現地時間午後0時40分(日本時間1時40分)時点では前日比0.0086元の元安・ドル高の6.8972元。

中国国家統計局がきょう発表した3月の製造業の購買担当者景況指数(PMI)は51.8と、景況判断の分かれ目となる50を上回り、約5年ぶりの高水準となった。中国経済の勢いが今年序盤に上向いたことを示す証拠が加わった。

外資系銀行の上海を拠点とするトレーダーは「きょうのPMIで中国経済を楽観する理由が増えた。人民元の一段の下落余地が限られるかもしれないことを意味する」と指摘。「加えて、中国人民銀行(中央銀行)は緩やかに流動性を引き締めている。引き締めを明言してはいないが」と語った。

トレーダーらはまた、米国の政策が人民元に及ぼしうる影響については材料視しなかった。米国が中国を為替操作国に認定する可能性は減ったとしている。

トランプ氏は中国が輸出品を安くするために人民元の対ドル相場を人為的に安く抑えていると何度も批判している。このため市場は来週の米中首脳会談に神経をとがらせている。

ドル指数は4日続伸し、100.59。   

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