September 21, 2018 / 6:12 AM / a month ago

上海外為市場=人民元は上昇、中銀がオフショア債発行へ

[上海 21日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対米ドルで上昇した。海外市場でドルが売られたほか、中国人民銀行(中央銀行)が香港で債券を発行すると発表し、オフショア市場での元相場の管理が強化されるとの見方が広がった。

週足で元は4週間ぶりの上昇となる見込みで、過去15週間では2週目の上昇となる。オンショアのスポット市場で元がこの日中盤の水準で引けた場合、今週は0.37%上昇したことになる。

一方、海外市場でドルは2カ月半ぶり安値圏で推移。米中の貿易摩擦は即座に世界的な悪影響にはつながらないとの見方から、安全資産としてのドル需要が減少した。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.8357元に設定した。前営業日の基準値(6.853元)と比べ173ポイント(0.25%)の元高水準。

基準値は、ロイターのまとめた予想(6.8398元)より41ポイントの元高寄りだった。

スポット市場の人民元は6.8356元で始まった後、中盤時点で6.8427元で推移。これは前日終値に比べ33ポイントの元高。

オフショア市場の人民元は中盤時点で6.8344元で推移している。

人民銀と香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)は20日夜、「人民銀による債券発行のため、中央金融市場部門の利用で協力するための覚書」に署名した。詳細については説明されていないものの、人民元のトレーダーやアナリストらは、市場の信頼感を高めオフショア市場のボラティリティーをさらに抑制するための当局の動きだとみている。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のRaymond Yeung氏とDavid Qu氏はリポートで、人民銀がオフショアで債券を発行するのはこれが初めてではないと指摘。発行プログラムがスタートした後に非常に活発化することは想定していないとし、「オフショア人民元市場の流動性が比較的低いことを考えれば、運用によりボラティリティーが高まる可能性がある」と述べた。

元は、香港で流動性がひっ迫する兆候によりすでに上昇しているとトレーダーはみている。ただ、大手国有銀行による介入は現時点で確認できてないという。

オフショアの1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は6.9225元と、基準値に比べ1.25%の元安で推移している。

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