September 5, 2018 / 6:00 AM / 20 days ago

上海外為市場=人民元は上昇、米中貿易摩擦が重し

[上海 5日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、米中貿易戦争への懸念が高まっているにもかかわらず、対米ドルで上昇した。

米トランプ政権は、2000億ドル相当の中国製品への追加関税についてパブリックコメントを募集中で、6日に募集期間が終了する見通し。ただ、その後どの程度早期に追加関税が発動されるかは不明だ。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.8266元に設定した。前営業日の基準値(6.8183元)と比べ83ポイントの元安水準。この日の基準値は、ロイターのまとめた市場予想の6.8275元より9ポイント元高だった。

スポット市場の人民元は6.8264元で始まった後、中盤時点で6.8365元で推移。これは前日終値に比べ85ポイントの元高だった。

ある国内銀行のトレーダーによると、ここ数日間、多くの投資家は様子見をしているもよう。米中貿易摩擦や、人民銀が基準値算出に「カウンターシクリカル(反景気循環)な要素」を再導入したことが背景だという。

華宝基金(上海)のアナリストであるNie Wen氏は、ドル指数が現在の水準で推移すれば、人民銀の最近の相場安定策により元は6.8―6.9元の比較的狭いレンジで推移することになると予想した。

主要6通貨に対するドル指数は95.353に下落。前日には一時、2週間ぶり高値の95.737元を付けた。

OCBC銀行の外為ストラテジスト、テレンス・ウー氏はリポートで、相場は6.8元の水準を超える元高/ドル安に達することができず、当面は6.8―6.9元で推移するのではないかとの見方を示した。

オフショア市場の人民元は6.8502元と、オンショアの水準に比べて0.20%の元安。オフショアの1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は6.915元と、基準値に比べ1.28%の元安で推移している。

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