October 29, 2019 / 5:45 AM / 14 days ago

上海外為市場=人民元は上昇、米中通商交渉の進展を好感

[上海 29日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は上昇。米中通商交渉が「第1段階」の合意締結に向けて進展していることから、貿易摩擦の緩和期待が高まっている。

トランプ米大統領は28日、中国との通商協議について、予定より早くかなり大きな合意に署名する可能性があると述べた。ただ、具体的なタイミングについては明らかにしなかった。

また、米通商代表部(USTR)は、340億ドル相当の中国製品について、現在12月28日までとなっている関税適用除外措置の延長を検討していることを明らかにした。

市場では、11月にチリで開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で「第1段階」の合意文書の署名があると見込まれている。

中国人民銀行(中央銀行)は取引開始前にこの日の元の対ドル基準値(中間値)を7.0617元に設定。前日基準値(7.0762元)比で145ポイント(0.2%)の元高で、8月26日以来の元高水準だった。基準値の元高方向への変動率としては、9月16日以来の大きさだった。

国内スポット市場の元は7.0600元でこの日の取引を開始し、中盤時点では7.0597元と、前日終値から75ポイント元高となった。

複数のトレーダーによると、米中通商協議の進展を受けて市場心理は改善したが、投資家は引き続き慎重姿勢を保っているため、大幅な元高とはなっていないという。

このところ中国10年債が売り込まれていることから、人民銀の金融政策を巡る姿勢にも注目が集まっている。

OCBC銀行(シンガポール)のストラテジスト、テレンス・ウー氏は「マクロ的には中国の最近の流動性ひっ迫や国債利回りの上昇は、ハト派姿勢がさらに後退しているシグナルだと引き続き解釈される可能性がある」と指摘した。

人民銀は今週に入って公開市場操作を見送っており、償還期限を迎えるリバースレポによって3000億元(425億ドル)相当の資金が市場から吸収される。

オフショア人民元は中盤時点で7.0571元。

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