August 20, 2019 / 6:21 AM / a month ago

上海外為市場=人民元は下落、世界的な緩和期待で 指標貸出金利下げに反応せず

[上海 20日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は1週間ぶりの水準に下落した。中国やドイツの景気支援策で世界の景気後退(リセッション)リスクが和らぐとの期待でドル高となった動きを反映した。

中国の新たな指標金利であるローンプライムレート(LPR)はこの日、これまでの水準から小幅に引き下げられたが、元相場への影響はほとんどなかった。ただ、アナリストは金利改革によって短期的に追加の金融緩和への道が開かれたと分析している。

市場では米中貿易摩擦が引き続き大きな懸念材料として意識された。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日の対ドル基準値(中間値)を1ドル=7.0454元と、今月13日以来の元安水準に設定。前日の基準値(7.0365元)よりも89ポイント(0.13%)元安。

複数のトレーダーは、この日の基準値は予想外の元安水準だったと指摘。ロイターがまとめた市場予想(7.0445元)よりも9ポイント元安。

人民銀は今月上旬、基準値を繰り返し市場予想より元高に設定する一方で、スポット相場が1ドル=7元の大台を割り込むのを容認した。最近の基準値設定について、市場には元の安定化を図る動きだとの見方がある。

この日の国内スポット市場の人民元は中盤時点で1ドル=7.0681元。前日終値比で172ポイント元安。

市場参加者によると、基準値の元安設定とドル高が元相場の重しとなった。米政府が中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)に対する米一部製品の禁輸措置の猶予期間を90日間延長すると明らかにしたことも市場心理に影響を与えた。

みずほ銀行(香港)のストラテジスト、Ken Cheung氏は「猶予措置の延長は貿易摩擦の解決策にはならず、米中通商交渉の先延ばしを示唆している」と指摘。「米中貿易戦争のリスクは短期的に人民元のセンチメントへの重しになるだろう」とした。

オフショア人民元は中盤時点で1ドル=7.0747元。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below