November 1, 2019 / 6:11 AM / 14 days ago

上海外為市場=人民元は下落、貿易巡る不確実性が重し

[上海 1日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は下落。利益確定の売りが出ているほか、米中通商合意を巡る不確実性が再び高まっている。

10月は月間ベースで9カ月ぶりの大幅高となった。

中国がトランプ米大統領と長期的で包括的な通商合意を結べるのか疑問視しているとのブルームバーグの31日の報道を受け、市場の地合いは悪化した。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の基準値(中間値)を1ドル=7.0437元に設定。前日の基準値7.0533元に比べて96ポイント(0.14%)の元高だった。

国内スポット市場で人民元は7.0490元で取引を開始。中盤時点では7.0440元と、前日終値比39ポイントの元安。

中国系銀行のトレーダーは「報道があったのは(31日の)国内市場の取引終了後だった。市場が投資家のポジションや反応を反映するようになったのは、流動性が改善した今朝になってからだった」と述べた。

トレーダーによると、米中貿易戦争が昨年始まって以降、米中貿易を巡る展開が人民元の値動きを左右しており、今後も元に対するセンチメントに影響を与える可能性が高いという。

一部トレーダーは、米中が今月中に「第一段階」の合意に至れば元は大幅に上昇する可能性があるとの見方を示した。

DBSグループ・リサーチのストラテジストはリポートで、ここ数日間の展開で市場の楽観的な見方は「後退はしたものの、消えてはいない」と指摘した。

人民銀が総額300億元(42億6000万ドル)の元建て短期証券を香港で来週発行すると発表したことや、財新/マークイットが発表した10月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が約2年半ぶりの高水準となったことには、市場は大きく反応していない。

オフショア人民元は1ドル=7.0445元。

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