September 17, 2019 / 6:24 AM / a month ago

上海外為市場=人民元は下落、通商協議や米FOMCに注目

[香港 17日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は下落。ドルは原油価格と共に上昇している。また投資家は米中通商協議の再開を控えて慎重姿勢を取っている。

市場は18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策決定にも注目している。広く予想されている米連邦準備理事会(FRB)の利下げは、中国人民銀行(中央銀行)が経済成長の鈍化を支えるために金融政策を緩和する余地を増やすことになる。

国内市場の人民元相場は中盤時点でほぼ0.3%安の1ドル=7.0892元。オフショア人民元は0.3%安の7.0845元。

上海の中国系銀行のトレーダーは「市場はもはや通商協議について楽観的ではない。またドル指数が上昇していることを踏まえると、人民元が調整に入ることはおかしくない」と述べた。

米中貿易交渉の次官級協議は19日にワシントンで開始する予定。商工会議所のトム・ドノヒュー会頭は、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表が中国との協議について、知的財産権や技術移転などを含む「本物の合意」を求めていると財界幹部に伝えたことを明らかにした。

上海の別のトレーダーは「貿易戦争が再び方向を変える可能性はまだある」と語った。

人民銀行は17日、中期貸出ファシリティー(MLF)金利を据え置いた。一方で多くのアナリストは、FRBが利下げすれば、人民銀行が先月新規融資の指標金利とされた最優遇貸出金利(LPR)を20日に引き下げると引き続き予想している。

ステート・ストリート・グローバル・マーケッツ(香港)のシニア・マルチアセット・ストラテジストは、FOMCのタイミングが、人民銀が17日にMLF金利を据え置いた理由の一つかもしれないと述べた。「人民銀は様子見姿勢を取っている。金融政策で過度に緩和的になることはできない。通貨に下方圧力を与え資本流出を引き起こす恐れがあるからだ」との見方を示した。

ただ通商交渉が「正しい方向に向かえば」、元の下値は1ドル7.1元より元高水準になるだろう、と述べた。

人民銀はこの日の基準値(中間値)を1ドル=7.073元と、前日基準値(7.0657元)に比べて元安水準に設定した。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below