September 24, 2019 / 6:43 AM / a month ago

上海外為市場=人民元は小幅上昇、大型連休控え狭いレンジで推移

[香港 24日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は小幅上昇。来月開かれる米中貿易のハイレベル会合を控えて中国が善意のしるしをさらに示したことが背景。ただ10月1日からの国慶節の大型連休を前に、元は狭いレンジでの取引となっている。

中国の代表団が先週に米モンタナ州とネブラスカ州の農家への視察を中止し、貿易を巡る合意の可能性は不透明となったとみられていた。また一部の主要問題で米中の溝が依然埋まっていないことから、市場関係者は協議の打開に引き続き懐疑的な見方を示している。

しかしムニューシン米財務長官は23日、トランプ大統領と同席した公の場で、中国が米農産物の購入にコミットしていると述べた。トランプ氏は、米国が早急に中国に出荷すると語った。

トレーダー2人によると、中国の輸入業者は23日、約60万トンの米国産大豆を購入した。

またブルームバーグが関係筋の話として報じた内容によると、中国は複数の国内企業に米国産大豆の輸入で新たな関税免除を認めた。これを材料に午後の取引で人民元が上昇している。

0508GMT(日本時間午後2時08分)時点の国内市場の元は0.1%高の1ドル=7.1116元。オフショア人民元は0.07%高の7.1053元。いずれも狭いレンジで推移していた。

みずほ銀行のアジア外為部門チーフストラテジスト、ケン・チョン氏は「貿易協議の継続に向けた善意のしるしだ。協議が行われることを双方が確認した。最大のリスクは、協議で部分合意に至らないことだ」と述べた。

市場取引開始前に発表された人民元の対ドル基準値(中間値)は1ドル=7.0729元と、前日基準値(7.0734元)比で若干元高水準。ただロイター試算の7.0838元よりも大幅な元高となった。

上海を拠点とする外資系銀行の市場関係者は「国慶節前は元は概ね安定して推移するだろう。基準値が変動するか注視する必要がある。変動しなければ、元は横ばいで推移するだろう」と述べた。

中国の金融市場は10月1日から7日まで休場する。

人民元の1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は7.1672元と、基準値比で1.32%の元安。

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