August 28, 2018 / 6:01 AM / a month ago

上海外為市場=人民元は小幅安、企業のドル買い強まる

[上海 28日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで小幅に軟化した。中国人民銀行(中央銀行)が人民元の対ドル基準値(中間値)を大幅な元高水準に設定したものの、スポット市場では企業がドルに押し目買いを入れる動きが強まった。

人民銀はきょうの基準値を1ドル=6.8052元と、前日の基準値(6.8508元)に比べて456ポイント(0.67%)の元高水準に設定した。

元高方向での設定はおおむね市場予想通りだったが、1日の変動幅としては2017年6月1日以来、約15カ月ぶりの上昇率となった。

市場ウオッチャーは基準値の算出における反循環的調節要因の再導入について、人民元相場の反転を狙ったものではなく、主に相場の安定を図るものだとみている。

また、米中貿易摩擦が激化し、中国当局が減速する景気を下支えるため緩和策を継続する中、人民元が引き続き下押し圧力に直面すると予想している。

コメルツ銀行のシンガポール駐在アナリスト、周浩氏は顧客向け報告書で「景気および貿易戦争の面から、人民元相場が大幅に上昇することは道理にかなわない。われわれの見方では、中国経済が依然として成長、債務、レバレッジに苦慮する中、人民元安は正当化される」と指摘した。

さらに同氏は、金融政策における最近の緩和措置も元安バイアスを示しているとし、米国との貿易摩擦が続く中での元高誘導は中国の国益に合致しないと付け加えた。

スポット市場の人民元は6.8128元で始まった後、すぐに軟化。中盤時点では6.8192元と、前営業日終値に比べ32ポイントの元安、基準値比で0.21%の元安で取引された。

オフショア市場の人民元は中盤時点で6.8100元。

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