October 17, 2019 / 5:07 AM / a month ago

上海外為市場=人民元は小幅安、元安方向の基準値や米中関係巡る懸念で

[上海 17日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで小幅に下落。中国人民銀行(中央銀行)がこの日の元の対ドル基準値(中間値)を元安方向に設定したことや、米中通商関係を巡る不透明感に圧迫されている。

人民銀は9月中旬以降1カ月近くにわたり、基準値を10ポイントの狭いレンジ内で設定してきたが、この日の基準値は1ドル=7.0789元と前日基準値の7.0746元と比べ、より大幅な元安水準となった。

これが国内スポット市場の人民元相場を圧迫した。ただ中国系銀行のトレーダーは、市場への「明確な政策ガイダンス」にはほとんどならないとし、「スポット相場は短期的には値固めが続く」との見方を示した。

国内市場の人民元のスポット相場は1ドル=7.0975元で取引を開始した後、中盤時点では7.0981元と前日終値比31ポイントの元安。前日に続き、一時7.1元を突破した。

DBSのアナリストは、リサーチノートで「元安方向への基準値設定に加え、米下院が香港人権・民主主義法案を可決したことを受けて、中国が対抗措置を取る可能性があることが、アジア通貨の地合いを圧迫している」と指摘した。

米下院は15日、同法案をはじめ、中国への圧力を強める複数の法案を可決。これを受け、中国外務省は16日、主権と安全保障を確保するため必要な措置を講じる構えを示した。

また、ムニューシン米財務長官は16日、米中通商交渉の「第1段階」の合意について、両国首脳が来月署名できるよう、双方の交渉団が文書化に取り組んでいると明らかにしたが、高官級協議の予定はないと述べた。

オフショア人民元は1ドル=7.1020元と前日終値(7.1014元)比ほぼ変わらず。

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