February 5, 2020 / 6:12 AM / 14 days ago

上海外為市場=人民元は小幅安、投資家は新型肺炎の影響を警戒

[上海 5日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、中国人民銀行(中央銀行)がこの日の基準値(中間値)を昨年末以来の元安水準に設定したことを受け、対ドルで小幅に下落している。投資家は新型コロナウイルスの感染拡大が経済に及ぼす影響を見極めようとしている。

複数の関係筋によると、中国当局は新型肺炎の感染拡大を受けて景気支援策の準備を進めている。2020年の経済成長目標を6%前後から引き下げるかどうかも協議しているという。

人民銀行はこの日の基準値(中間値)を1ドル=6.9823元とし、前日の6.9779元から44ポイント(0.06%)安の水準に設定した。昨年12月27日以来の元安水準となる。

国内スポット市場の元は1ドル=7.0048元で取引を開始。中盤のレートは7.0024元と、前日終値比で42ポイント安。

多くの金融機関が新型肺炎への感染を避けるため通常の半分の人員しか働かせていないため、流動性は低いとトレーダーらは話している。

中盤時点での売買代金は85億ドルで、通常の水準(約150億ドル)を大幅に下回っている。前日までの2営業日の売買代金も通常の約半分ほどだった。

春節(旧正月)の休暇明けの操業再開を大幅に遅らせている企業が多いほか、中国への渡航や貿易を制限している国もあり、家計でも企業でもドルの需要と供給が落ち込んでいるとアナリストらは指摘している。

トレーダーらは企業活動の混乱がすでに減速している中国経済にさらに打撃を与える公算が大きいことに懸念を示し、7日に発表される貿易統計を注視すると話した。

スコシアバンク(シンガポール)の為替ストラテジストは「ドル/人民元は当面、7元の水準付近で変動する可能性が高く、その後コロナウイルスを巡る状況が改善するとともに下落する展開になるだろう」と予想した。

ある中国系銀行のトレーダーは、スポット市場もオフショア市場も現在は明確な方向性に欠けており、元は節目の1ドル=7元前後で推移する可能性が高いと指摘した。

中盤のオフショア人民元は1ドル=7.0035元。前日終値の6.9898元から下げている。

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