June 5, 2019 / 6:42 AM / 15 days ago

上海外為市場=人民元は小幅安、狭いレンジで推移

[上海 5日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は小幅安。ドルの下落を受けて企業がドルに買いを入れたことが背景。ただ市場関係者は、今月日本で開催される20カ国・地域(G20)会合を控えた警戒感が、元の一段の下落を抑えるとの見方を示している。

投資家は、今月のG20会合に合わせて米中首脳が通商問題を協議するかどうかに注目している。

ロイターが中国外貨取引センター(CFETS)のデータを基に算出したところによると、主要通貨に対する貿易加重ベースでの人民元の価値を示すCFETS人民元指数は5日、2019年の上昇分をすべて消し、マイナス圏に入った。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日の人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.8903元に設定した。前営業日の基準値(6.8822元)と比べて81ポイント(0.12%)の元安。

国内スポット市場の元は1ドル=6.9080元で始まった。中盤時点では6.9120元で、前日終値比で37ポイントの元安。年初来ではドルに対して0.6%下落している。

午前の取引では70ポイント以下の狭いレンジで推移した。取引高は99億6100万ドルに縮小。通常、半日の取引高は150億ドル前後となる。

市場関係者は、貿易を巡る先行き不透明感を受けて元は短期的に狭いレンジでの取引が続くとの見方を示している。

コメルツ銀行のアナリストはリポートで「世界市場では引き続き、貿易戦争が主要テーマとなっており、市場は米中の膠着状態が数十年とはいわないまでも数年間は続く可能性があるということを徐々に受け入れているようだ」とした。

「外為市場への影響はやや複雑だが、中国経済成長が維持される限り、オンショア人民元が急落するリスクは小さい」と指摘。その上で、「短期的には人民銀行やドル安がオンショア人民元を引き続き支援する」との見方を示した。

オフショア人民元は中盤時点で1ドル=6.9287元。

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