January 6, 2020 / 6:30 AM / 18 days ago

上海外為市場=人民元は小幅安、米中通商合意の詳細待ち 米・イランの対立が重し

[香港 6日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は小幅に下落している。投資家らは、今月半ばに予定されている米中「第1段階の」通商合意書の署名について詳細な事実が明らかになるのを待っている。一方、米・イラン間の新たな緊張が地合いの重しとなっている。

トランプ米大統領が5日、米軍によるイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官殺害に対してイランが報復すれば「大規模な報復に出る」と警告したことを受け、安全資産とみなされている通貨や金が買われる一方で、リスク資産は売られた。

上海に拠点を置く中国の銀行のトレーダーは「(世界の)市場が安全通貨に焦点を絞っている。人民元にはかなり打撃だ」と語った。

オンショアの人民元は中盤時点で0.1%安の1ドル=6.9718元。オフショア人民元はほぼ変わらずの6.9697元。

香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが5日、関係筋の話として、中国の劉鶴副首相率いる代表団が1月13日から米国を訪問し、米中通商交渉の「第1段階」の合意に署名する予定だと報じた。代表団の訪米は当初1月初旬に計画されていたが、トランプ米大統領が第1段階の合意に15日に署名するとツイッターに投稿したことから、予定を変更したという。この報道を受け、市場の地合いは当初から不安定だった。米中両国政府は劉鶴副首相の訪米を確認していない。

上海の別のトレーダーは「何も具体的なことが分かっていないため、合意の詳細が明らかになるのを待っている」と話した。

UBSグローバル・ウェルス・マネジメントはリポートで、「第1段階の」通商合意は人民元にある程度の上昇余地をもたらすとの見方を示し、投資家に対して1ドル=6.8元に上昇するまでロングポジションをヘッジなしで維持するよう推奨。「11月の大統領選挙前に第2段階の合意がまとまることへの期待はかなり低い。つまり、これ以上関税が追加されることも、大幅に撤回されることもないということだ」と指摘した。

2人目のトレーダーは、旧正月を前に企業がボーナスを支払うための人民元の確保に動くことから、今後数営業日は季節要因が人民元を支援するとの見通しを示した。

取引開始前に発表された人民元の対ドル基準値(中間値)は1ドル=6.9718元。前営業日基準値より0.05%元安だった。

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