February 27, 2020 / 6:29 AM / a month ago

上海外為市場=人民元は小幅高 新型ウイルス、中国以外で感染拡大

[香港 27日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は小幅上昇。中国以外で新型コロナウイルスの感染が拡大する一方、26日の中国本土での新たな死者は29人で、1月28日以降で最低となった。

感染者の96%を依然として中国が占めているものの、韓国で感染者が急増するなど、中国以外での感染拡大が勢いを増している。

中国共産党の最高意思決定機関である党中央政治局は26日、中国の経済回復は加速しているが、新型コロナウイルスの発生源である湖北省や武漢の状況がなお厳しいとの認識を示した。

華僑永亨(OCBCウィンハン)銀行のエコノミスト、キャリー・リー氏は「世界保健機関(WHO)は新たな感染の大半が現在、中国以外で起きていると指摘しており、市場の注目の矛先が中国から世界(の他の国々)に移った」と語った。

0412GMT(日本時間午後1時12分)時点で国内スポット市場の人民元は0.07%高の1ドル=7.0180元。

オフショア人民元は1ドル=7.0268元と小幅に下げている。

中国人民銀行はこの日の基準値(中間値)を1ドル=7.0215元と、前日基準値(7.0126元)と比べて元安の水準に設定した。 一方、ANZのアナリストらは、海外市場でのドル高や国内での緩和政策の必要性など、人民元は逆風に直面し続けると指摘。国内スポット市場の人民元は年末までに1ドル=7.15元まで下落するとの見通しを示した。同行のアナリストらはノートで「金融緩和が人民元を圧迫し続ける一方、米経済のファンダメンタルズがアウトパフォームしていることや米連邦準備理事会(FRB)が今年は政策金利を据え置く公算が大きいことがドル高を支える」と予想した。

上海に拠点を置くトレーダーは、世界経済減速のシナリオはドルを支える傾向があり、人民元には逆風となると話した。

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