September 4, 2018 / 6:28 AM / 16 days ago

上海外為市場=人民元は小幅高、オフショアで流動性ひっ迫の兆し

[上海 4日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで小幅上昇。人民元の対ドル基準値(中間値)が元高方向に設定されたほか、オフショア人民元の流動性が引き締まる兆しが見られた。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日の基準値を1ドル=6.8183元と、前日の基準値(6.8347元)に比べて164ポイント(0.24%)の元高水準に設定した。

スポット市場の元相場は6.8227元で始まり、中盤は前日終値比19ポイント高の6.8216元。

市場関係者によると、中国大手銀行はここ数日、オフショアの人民元フォワード市場で活発な取引を行っており、新たな対中関税を巡る米国のパブリックコメント期間の終了を控え、オフショア人民元の流動性が引き締まっているという。

これにより、人民元の空売りコストが上昇し、オフショア人民元相場を下支えしている。

みずほ銀行(香港)のシニアアジア為替ストラテジスト、ケン・チュン氏は「市場参加者が米国の対中関税発動を見込んでオフショア人民元を空売りしようとすれば、流動性のひっ迫が生じる可能性がある」と指摘した。

また、人民銀は外貨準備を使って市場に介入する考えはないことから、既に基準値算出に「カウンターシクリカル(反循環)要因」を再導入したことを踏まえると、元相場安定の手段としてオフショア人民元の流動性ひっ迫は「優先的な選択肢だろう」との見方を示した。

中盤の取引でオフショア人民元は6.8317元。前日終値は6.8330元だった。

トレーダーは、オフショア人民元が安定すれば国内市場の元も支えられるとの見方を示した。

人民元の1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は6.895元と、基準値比1.11%の元安。

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