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上海外為市場=人民元は小幅高、ドル安受け
2017年12月6日 / 05:43 / 5日前

上海外為市場=人民元は小幅高、ドル安受け

[上海 6日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、薄商いの中、対米ドルで小幅上昇。海外市場でのドル安が背景となった。

米国では連邦政府の暫定予算と債務上限引き上げの期限が8日に迫る中、政府機関閉鎖の可能性が上昇。税制改革法案の審議進展による楽観論に水を差している状態だ。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.6163元に設定。8営業日連続での元安設定であり、これは11月半ば以来となる。

この日の基準値は、前日(6.6113元)に比べ50ポイント(0.08%)の元安。11月22日以来の元安水準。

複数のトレーダーが、この日の基準値は市場の想定より元安方向だったと述べた。

スポット市場の人民元は6.6178元で始まった後、中盤時点で6.6147元で推移。これは前日終値に比べ41ポイントの元高、基準値に比べ0.02%の元高。

元のボラティリティーは最近低下している。中国外貨取引センター(CFETS)は4日、マーケットメーカー間のドル/元取引で新たな注文マッチングシステムを導入しており、一部のトレーダーからはこれが要因との見方があった。

トレーダーらによると、朝方の取引は非常に安定的で、ドルおよび元はいずれも明確な方向感が出ていなかったという。

上海にある国内銀行のチーフディーラーは、12月の元は1ドル=6.57―6.70元のレンジで推移すると予想した。

ただ、一部の市場専門家は、元の動向に影響を与えるとして、今後数週間の金融政策スタンスに注意を払うと述べた。

スコシアバンク(シンガポール)の外為ストラテジスト、Gao Qi氏はリポートで「当社の見方では、人民銀が短期金利の引き上げにより元を防衛する必要性は著しく低下した」と分析。米連邦準備理事会(FRB)が今月利上げすると見込まれるのに伴い、人民銀はリバースレポや中期貸出ファシリティー(MLF)などの市場金利を引き上げるだろうと予想した。

人民銀が発行する新聞「金融時報」はこの日、人民銀がMLFを12月半ばにもう1回活用する見通しだと報じた。

主要6通貨に対するドル指数は93.214と、前日終値の93.379から低下した。

オフショア市場の人民元は6.6175元と、オンショアの水準に比べて0.04%の元安。オフショアの1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は6.7775元と、基準値に比べ2.38%の元安で推移している。

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