April 24, 2019 / 7:13 AM / a month ago

上海外為市場=人民元は小幅高、中国経済に楽観的な見方広がる

[香港 24日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで小幅高。投資家は、一連の景気支援策を受けて中国経済が改善し始めた可能性があるとみて、引き続き慎重ながらも楽観的な姿勢を取っている。

中国人民銀行(中央銀行)は24日、1年物の「標的型中期貸出制度(TMLF)」を通じて、一部の商業銀行に2674億元(398億ドル)を供給した。資金繰りの厳しい中小企業向けの融資を促すことが狙い。

資金供給は、最近の経済指標で中国経済に改善の兆しが示されたことを受け、人民銀がより広範な政策緩和を保留しているとの見方が広がる中で行われた。

ウェストパック(シンガポール)のアジア地域マクロ戦略担当責任者、フランセス・チョン氏は、スポット市場の人民元は人民銀の短期流動性操作には大きく反応していないと指摘。「成長見通しに対するセンチメントは改善しており、これが人民元を支えている」と述べた。

中盤のスポット市場の元は1ドル=6.7242元で、前日終値比で36ポイントの元高。基準値比では0.06%の元安となった。

人民銀行は、この日の基準値(中間値)を6.7205元に設定。前日基準値(6.7082元)よりも元安水準となった。

好調な米住宅指標を背景に、ドルはオーバーナイトで一時22カ月ぶり高値を付けた。中盤時点のドル指数は97.662。

上海を拠点とするトレーダーは、ドル指数が節目の97.7を上回る水準にとどまったのはほんのわずかの間だったと指摘、元の圧迫要因は後退したとの見方を示した。このトレーダーは今後、元が1ドル=6.70─6.73元で推移すると予想している。

オフショアの人民元は1ドル=6.7290元で、国内スポット価格より0.07%元安。

みずほ銀行のアジア外為シニアストラテジスト、ケン・チョン氏は「オフショア人民元が上昇し、6.6元台を維持するには新たな材料が必要だ」との見方を示した。

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