May 15, 2019 / 6:17 AM / a month ago

上海外為市場=人民元は小幅高、予想よりも元高の基準値設定で

[上海 15日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで小幅上昇している。この日の人民元の対ドル基準値(中間値)が市場予想よりも元高水準となったことが背景。

基準値は前営業日と比べ元安だったものの、市場はさらに大幅な元安水準になると予想していた。

人民元は米中貿易摩擦が激化して以降、2%超下落。世界の金融市場では中国が輸出への影響を相殺するためにどの程度元安を容認するかという懸念が再燃している。

ただ、アナリストは、資本流出への懸念から当局は当面、下げ幅を抑制するとみている。

中国人民銀行(中央銀行)は15日、人民元の対ドル基準値を1ドル=6.8649元に設定した。米中貿易戦争が激化する中、昨年12月27日以来約4カ月半ぶりの元安水準となった。

前営業日基準値(6.8365元)比では284ポイント(0.41%)の元安水準。

ただ市場参加者は、基準値がこのところ市場予想よりもかなり元高に設定されていると指摘する。15日の基準値はロイターがまとめた市場予想の6.8791元と比べて142ポイントの元高水準だった。

みずほ銀行(香港)のアジア通貨上級ストラテジストは、基準値が予想よりも元高だったことについて「カウンターシクリカルな措置」による影響が主な要因と指摘。「カウンターシクリカルな措置は人民元の下落ペースを鈍らせるために最近導入されている。方向を展開させるのではなく、市場が元安を受け入れやすいように下落ペースを抑制している」と語った。

また「人民銀は元の下落が秩序だったものである限り容認する姿勢だ」とした上で、当局にとって1ドル=7元が引き続き重要な節目との見方を示した。

スポット市場の人民元は1ドル=6.8750元で始まった後、中盤時点では6.8731元。前営業日終値と比べ22ポイントの元高水準だが、基準値比では0.12%の元安。

オフショア人民元は中盤時点で1ドル=6.9元。

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