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上海外為市場=人民元は小幅高、米税制改革の遅れ懸念しドル売り
2017年11月8日 / 05:39 / 17日後

上海外為市場=人民元は小幅高、米税制改革の遅れ懸念しドル売り

[上海 8日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、薄商いの中、対米ドルで小幅上昇した。海外市場でドルが弱含んだことが背景とみられる。

米税制改革法案の審議で、最も重要な法人減税が遅れるとの一部報道が出たため、ドルは朝方下落した。

中国税関当局がこの日、10月の貿易収支を発表したが、市場参加者によるとオンショアの人民元取引への影響は小さかったもようだ。ドル建て輸出は前年比6.9%増と、市場予想の7.2%増を下回った。輸入は17.2%増と、予想の16.0%を上回る伸びを示した。

蘭INGのエコノミストであるアイリス・パン氏は、2013年以来、元高が輸出に悪影響を与えた証拠はないと指摘。トランプ米大統領の訪中で、米中貿易が一部で政治的論争の的になる可能性があるとみている。

パン氏はリポートで「もし米国が貿易制裁などを加えれば、中国は貿易か、中国で営業する米企業に対する報復を行うだろう」との見方を示した。

トランプ大統領は8日から3日間の予定で、北京を訪問する。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.6277元と、前日の6.6216元に比べ61ポイント(0.09%)元安方向に設定した。

スポット市場の人民元は6.6370元で始まった後、中盤時点で6.6378元で推移。これは前日終値に比べ17ポイントの元高。

トレーダーによると、人民銀のガイダンス設定は市場見通しに沿っており、元は企業資金のフローや海外市場でのドルの動向により動いているという。

中国系銀行のトレーダーは、朝方の取引では企業のドル需要と供給はおおむね均衡していたと話した。

上海の別のトレーダーによると、一部の企業は月半ばに発生する資金ニーズを満たすためドルを買う必要があり、季節的なドル需要がまもなく増える見込みだという。

主要6通貨に対するドル指数は94.832と、前日終値の94.913から低下。

オフショア市場の人民元は6.6410元と、オンショアの水準に比べて0.05%の元安。オフショアの1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は6.7825元と、基準値に比べ2.28%の元安で推移している。

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