April 9, 2019 / 6:06 AM / 11 days ago

上海外為市場=人民元は小幅高、通商協議継続で警戒感

[上海 9日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで狭いレンジでの取引となり、小幅高。人民元のインプライド・ボラティリティー(予想変動率)は10カ月ぶり低水準となったものの、市場では米中通商協議を巡る警戒感が続いている。

元相場はここ最近、落ち着いて推移している。今週再開される米中通商協議で確かな結果が出るのを前に、投資家が様子見姿勢を取っていることが背景にある。

ある中国系銀行のトレーダーは「米中協議はまもなく終わるとみられる。それまで人民元が安定推移する可能性は高い」と指摘した。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の基準値を1ドル=6.7142元に設定。前営業日基準値(6.7201元)に比べて59ポイント(0.09%)の元高水準となった。

国内スポット市場の元は1ドル=6.7135元で始まり、中盤時点では1ドル=6.7145元と、前営業日終値比で20ポイントの元高。薄商いの中、午前中は前日比60ポイント以内の狭いレンジで推移した。

トレーダーらは、昨年から続く米中貿易摩擦の終結に向けた双方の合意が近いとの期待感の高まりで元安圧力が和らいだとみている。

ただ、ホワイトハウスのウィレムス通商担当顧問は8日、前週の米中通商協議で進展があったとした一方、合意の障害となっている問題の中には米国として「まだ満足していない」ものがあるとの認識を示した。

みずほ銀行(香港)のアジア通貨シニアストラテジスト、ケン・チャン氏は、通商協議の最終結果が市場を失望させる内容だった場合、元への売り圧力が再び強まる可能性があると警告。元相場が1ドル=6.9/7.0元付近まで下落する可能性を指摘した。

オフショア人民元は中盤時点で1ドル=6.7188元。

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