August 17, 2018 / 6:14 AM / a month ago

上海外為市場=人民元は小幅高、週足では10週連続下落へ

[上海 17日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、基準値(中間値)が予想外に元高方向に設定されたことを受けて対ドルで小幅上昇した。ただ、このまま推移すれば、週足では10週連続で下落する見込み。10週連続での下げは、1994年に元の為替レートが一本化されて以来で最長。

今月23日には米国が160億ドル相当の中国製品を対象にした追加関税の発動を予定しており、中国経済の減速も鮮明なことから、一部のトレーダーは心理的に重要な節目である7.00元のトライは時間の問題だとみている。

もっとも他の市場参加者は、ここ数週間に中国人民銀行(中央銀行)による措置の発表が増えていると指摘。元安に歯止めを掛けようとしているシグナルであり、これ以上の大幅な下落は容認しないとの見方を示した。

人民銀は市中銀行に対し、自由貿易試験区(FTZ)制度を通じたオフショアでの人民元預金・貸し出しで一部銀行間取引口座の使用を禁止した。事情に詳しい2人の関係筋が16日、ロイターに語った。

トレーダーによると、この措置はオフショアの人民元の流動性を引き締め、人民元の売り持ちコストを引き上げるのが狙い。

オーバーナイトのドルは小動きだったにもかかわらず、きょうの基準値が予想モデルを上回ったことについて市場関係者は、最近の元の変動に対する人民銀の不快感を示していると指摘した。

人民銀は元の対ドル基準値を1ドル=6.8894元と、7日間で初めて元高水準に設定した。前日の基準値(6.8946元)に比べると52ポイントの元高だった。

スポット市場の人民元は1ドル=6.8660元で始まり、中盤時点では前日終値比44ポイント元高の6.8856元。基準値比では0.06%の元高。

トレーダーによると、基準値が元高方向に設定されたことで企業のドル買いが強まり、上値が抑えられたという。

RBCキャピタル・マーケッツのアジア通貨戦略責任者、スー・トリン氏は顧客向け報告書で、自身の予想と基準値の乖離が過去7週間で最大になったと述べた。

オフショア人民元も依然として値動きは荒いが、オンショア人民元を上回って取引されている。

中盤時点のオフショア人民元はオンショア人民元より0.21%元高水準の6.8712元。

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