April 9, 2018 / 5:42 AM / 12 days ago

上海外為市場=人民元は小幅高、長期的には米との貿易摩擦が売り圧力に

[上海 9日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対米ドルで小幅高。米中間の貿易摩擦を巡る懸念が引き続き、ドル売り要因となっている。

ただ、貿易摩擦への懸念は長期的にみて元の下方圧力になる可能性もある。最新のロイター調査によると、1年後の元の水準は、6日の6.30元から0.8%安の1ドル=6.35元になると予想されている。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の人民元の対ドル基準値(中間値)を6.3114元に設定した。前営業日(4日)の基準値(6.2926元)と比べ188ポイント(0.3%)の元安で、3月26日以来の元安水準となる。

スポット市場の人民元は6.3005元で始まった後、中盤時点で6.2962元で推移。これは前日終値に比べ65ポイントの元高、基準値に比べ0.24%の元高。

前週に中国が米製品への報復関税を発表して以来、市場のセンチメントはやや改善している。ただ、上海に拠点を置く国内銀行のトレーダーによると、市場は引き続き慎重になっており、元相場は短期的に1ドル=6.3元前後で推移すると予想した。

OCBC銀行(シンガポール)のエコノミスト、Tommy Xie氏はリポートで、最近の元の動向について「中国が(貿易摩擦を巡って)妥協するようであれば、元は上昇するかもしれない。ただ、中国が最後まで闘うと決めたなら、元は下落するだろう」との見方を示した。

市場参加者の関心は、10日に予定されている習近平国家主席のボアオ・アジアフォーラムでの演説に移っている。習氏はここで、新しい改革開放政策を公表する見通しだ。

元は前週、ドルに対し0.45%下落したが、中国外貨取引センター(CFETS)の貿易加重ベースによるCFETS人民元指数.CFSCNYIは0.11%下落にとどまった。同指数は週間で発表され、6日は96.62だった。

人民銀が8日公表したデータによると、3月末の外貨準備高は前月比90億ドル増の3兆1430億ドル。2月末は270億ドル減の3兆1340億ドルだった。

主要6通貨に対するドル指数は90.173と、前営業日終値の90.108から上昇。

オフショア市場の人民元は6.2930元と、オンショアの水準に比べて0.05%の元高。オフショアの1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は6.3840元と、基準値に比べ1.14%の元安で推移している。

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