February 8, 2018 / 6:09 AM / 17 days ago

上海外為市場=人民元は1年ぶりの大幅下落へ、ドル反発で

[上海 8日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対米ドルで下落。海外市場でドルが反発した。元の1日の下げは、1年以上ぶりの大きさになる見込み。

米債券利回りの上昇を背景に、ドルは主要通貨に対し直近の安値から回復した。

1月の貿易収支は市場予想より良好な内容だったが、元は朝方に1%下落した。

主要6通貨に対するドル指数は2週間ぶりに90を突破。中盤時点で90.279で推移している。

中国税関総署がこの日発表した1月の貿易統計は、輸出入(ドル建て)とも予想以上の増加となった。ただ同月の貿易黒字(203億4000万ドル)が、昨年2月に異例の貿易赤字を計上して以降、最小となった。

今年1月の輸出は前年比11.1%増、輸入は同36.9%増と、市場予想を大きく上回った。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.2822元に設定。2015年8月11日の事実上の切り下げ以来の元高設定を、連日で更新した。前営業日の基準値(6.2882元)と比べると60ポイント(0.1%)の元高水準。

スポット市場の人民元は6.2850元で始まった後、中盤時点で6.3235元で推移。これは前日終値に比べ405ポイントの元安、基準値に比べ0.66%の元安。

オンショアのスポット元が中盤時点の水準で引けた場合、1日の下落率は0.64%と、17年1月以来の大きさとなる。

オフショア市場の人民元は6.3539元と、オンショアの水準に比べて0.48%の元安。

ドルの反発が、ドル買いの関心につながった。様子見をしていた銀行顧客は8日朝、ドル買いを増やした。旧正月(春節)の連休前には、海外旅行のためドル買いが増えることが多い。今年は15日から1週間の連休が始まる。

ただ複数のトレーダーによると、一部企業はドルの持ち高を清算しようと待っており、元高圧力は継続しているという。

中国国際金融(CICC)のエコノミストはリポートで、「元高は年初から著しく加速している。輸出業者が未決済の外為収入という形で保有している、事実上の元のショートポジションの『ショートカバー』が加速していることなどが、背景にあるかもしれない」と分析。このような未決済の外為収入の残高は4000億―6000億ドルあると試算した。

中国人民銀行(中央銀行)のデータによると、1月末の外貨準備高は3兆1610億ドルと、12月末から215億ドル増加し、2016年9月以来の高水準を更新した。12カ月連続で連続したことになり、これは14年6月以来の長期間。

オフショアの1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は6.4825元と、基準値に比べ3.09%の元安で推移している。

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