September 11, 2018 / 6:17 AM / 8 days ago

上海外為市場=人民元は2週間超ぶり安値、米中貿易摩擦の激化を懸念

[上海 11日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで下げ幅を拡大し、2週間超ぶり安値。米中貿易摩擦が急激にエスカレートすることへの懸念が引き続き元相場に圧力を掛けている。

トランプ米大統領が先週7日、新たに2670億ドル相当の中国製品に対する追加関税の用意があると発表したことを受け、中国外務省は10日、米国が中国に対し新たな関税措置を講じれば、中国は報復すると表明した。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日の元の基準値(中間値)を1ドル=6.8488元と、前営業日の基準値(6.8389元)に比べ、99ポイント元安方向に設定した。

このところの基準値は予想よりも元高水準に設定されている。11日の基準値はロイター予想の1ドル=6.8574元より86ポイント元高方向だった。

ノムラの中国担当チーフエコノミスト、Lu Ting氏は「元の対ドル基準値への直接介入の再開、資本規制の大幅強化、依然として比較的高水準の外貨準備を背景に、われわれは人民銀行が目先のドル/元相場を現行水準で安定推移させる意思も能力も備えていると考える」と述べた。

スポット市場の人民元は1ドル=6.8672元で始まり、一時は8月24日以来の安値となる6.8741元まで下落。取引中盤では6.8654元で推移。前日終値比では97ポイントの元安、基準値比では0.24%の元安となっている。

一部のトレーダーは、元が再び1ドル=6.9元付近に下落する場合に人民銀行がより積極的に介入する可能性への警戒が市場で続いていると指摘する。また、ドルの値動きも注目されている。

オフショア人民元も軟調だが、流動性がタイトなため下げ幅は限定されている。中盤時点で1ドル=6.8749元。

オフショアのフォワード市場では中国の大手国有銀がドルを人民元にスワップする取引を続け、オフショア人民元の流動性がタイト化。その結果、オフショア人民元の香港銀行間取引金利(HIBOR)翌日物は11日まで4営業日連続で上昇している。

トレーダーによると、国有銀はここ1週間あまり、期間1カ月から1年のドルを元にスワップしているもよう。

人民元の1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は6.963元と、基準値比1.64%の元安。

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