May 16, 2019 / 6:13 AM / 10 days ago

上海外為市場=人民元ほぼ横ばい、貿易摩擦受けた下げ一服

[上海 16日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対ドルでほぼ横ばい。米中貿易摩擦の激化を背景にした急落が一服している。

トランプ米大統領が5日に2000億ドル相当の中国製品に対する関税を引き上げると表明して以降、人民元は2%超下落しており、市場参加者は当局がさらなる元安を容認するかどうかに注目している。

米国は15日、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)と関連70社を、米企業からの購入規制対象にすると発表したが、市場筋によると、人民元は動意薄だった。

中国人民銀行(中央銀行)は16日、人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.8688元と4カ月半ぶりの元安水準に設定した。前営業日基準値(6.8649元)比では39ポイント(0.06%)の元安。

スポット市場の人民元は1ドル=6.8800元で始まった後、中盤時点では6.8770元と前営業日終値と比べ、わずか2ポイントの元安水準。基準値比では0.12%の元安。

市場筋は基準値について、このところ元安方向への設定が続いているものの、市場予想と比べると元高だと指摘している。16日の基準値はロイターがまとめた市場予想の6.8697元と比べて9ポイントの元高水準だった。

BNYメロンの米州担当通貨・マクロストラテジスト、ジョン・ベリス氏は、リサーチノートで「ここ数日の人民銀の基準値設定からは、人民元が元安方向に進むとしても当局が相場を厳しく管理することがうかがえる」と指摘した。

米財務省が15日発表した統計で、中国による米国債投資が3月に約2年半ぶりの大幅な売り越しとなったことを受け、市場では直近の米関税引き上げの報復措置として中国がさらに米国債を売却するのではとの見方が出ている。

ベリス氏はこれについて「もっともらしい脅しのようにみえるが、われわれはその可能性はかなり低いとみている。中国自体にマイナスの影響が大きい上、プラス面は限られている」と語った。

オフショア人民元は中盤時点で1ドル=6.9089元。

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