September 5, 2019 / 6:04 AM / in 15 days

上海外為市場=人民元上昇、米中通商協議への期待で

[香港 5日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は上昇。米中両政府が10月初旬にワシントンで通商協議を開催することで合意したと中国政府が発表したことを受け、米中貿易摩擦への懸念が和らいだ。

中国商務省がウェブサイトに掲載した声明によると、中国の劉鶴副首相は、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表、ムニューシン米財務長官と電話協議を実施。中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁も協議に参加したという。

国内スポット市場の人民元の対ドル相場は、中盤時点で7.1340元と、前日終値から0.15%上昇。この日の基準値(7.0852元)よりは0.69%元安水準。

人民元はこの日堅調に取引を開始し、一時7.12元まで上昇した。ただ、ある市場関係者によると、その後はドル需要で押し戻された。

市場では、10月の通商協議に過度の期待を持つべきでないとの指摘もある。別の市場参加者は「米中両国は長期にわたり貿易戦争を行う見通しだ。平静を保ち、悲観的にも楽観的にもなるべきでない」と指摘。7.1元に人民元の上値抵抗線があるとの見方を示した。

中国国務院(内閣に相当)は4日、銀行の預金準備率(RRR)を「時宜を得た方法」で引き下げていく意向を示した。

JPモルガンは4日、2020年2月から主要指標のJPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス─エマージング・マーケッツ(GBI─EM)に中国国債を採用すると発表した。

シティのアナリストは5日、これにより200億ドルのパッシブ運用資金が中国に流入するとの見方を示した。

ロイターがストラテジストを対象に実施した調査によると、中国当局は人民元相場の厳格な管理を今後も維持する見通し。米中貿易戦争や国内経済の減速に対応するため、対ドルで一段の元安を容認するとの見方が多かった。

オフショア人民元は1ドル=7.136元と、スポット市場に比べて0.03%元安。

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