March 14, 2018 / 6:15 AM / 6 months ago

上海外為市場=人民元上昇、米国務長官更迭など受けドル下落

[上海 14日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで上昇。ドルが下落していることや中国人民銀行(中央銀行)がこの日の基準値(中間値)を元高方向に設定したことが背景。

ドル下落の背景には、ティラーソン米国務長官の更迭や、2月の米消費者物価指数を受けて米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースが緩やかなものにとどまるとの見方がある。

人民銀行はこの日、人民元の対ドル基準値を1ドル=6.3205元に設定した。前営業日の6.3218元と比べて13ポイント元高で、2月27日以来の元高水準。

JPモルガン・アセットマネジメントのアジア太平洋部門首席市場ストラテジスト、タイ・フイ氏はノートで、「FRBが来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で金融政策に対する立場を明確にし市場の信頼に安定感を与えることを望む」とした。「堅調な経済ファンダメンタルズに基づき、FRBの年内利上げ回数見通しが現在の3回から4回に増える可能性がある」と指摘した。

国内スポット市場の人民元は6.3238元で始まり、一時6.3136元と、3月6日以来の高値を付けた。中盤時点では6.3162元で、前日終値比78ポイントの元高、基準値比では0.07%の元高。

中国系銀行のトレーダーは、人民元はドルに連動して狭い取引レンジで推移するだろうと述べた。

市場関係者の多くは、人民元は短期的に引き続き6.30─6.36元のレンジで推移すると予想している。

市場は、米国が通商政策でタカ派的なスタンスを強めていることに中国がどう対応するかに注目している。

UBS(香港)の首席エコノミスト、ワン・タオ氏はノートで、人民元の大幅下落は国内の家計や人民元に対する企業の信頼感を損ね、資本流出圧力を復活させる可能性があるとし、「米国の貿易措置への対応策として人民元の為替レートが用いられることは見込んでいない」とした。同氏は年末時点の人民元相場が1ドル=6.2元になるとの予想を維持した。

オフショア人民元は6.3125元と、国内スポット市場に比べ0.06%の元高。

オフショア人民元の1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は6.4298元で、基準値比で1.70%の元安。

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