August 30, 2018 / 6:09 AM / 24 days ago

上海外為市場=人民元下落、基準値の算出方法変更後の上昇分失う

[上海 30日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、企業のドル需要の高まりを受けて下落し、元基準値(中間値)の算出方法変更後の上昇分が失われた。

中国人民銀行(中央銀行)はきょうの基準値を1ドル=6.8113元と、前日の基準値(6.8072元)に比べて41ポイント元安水準に設定した。ロイターの予想(6.8065元)を48ポイント下回った。

市場関係者によると、人民銀が元を安定させる目的で24日に再導入した「カウンターシクリカル」は、今週の基準値設定で主要な要因になっていない。市場では元に対する弱気見通しが再び焦点になっているという。

大手国内銀行の為替アナリストは今週初めの元上昇について、ドルの下落に加えて、人民銀の発表に対する反射的な動きと分析し「市場はいずれ(中国)当局が本腰を入れて介入していないことに気付く」との見方を示した。

「元の上昇に確信を持てない向きなど市場参加者の一部は、当局が元弱気筋を本気で叩こうとしていないと受け止め、元の上昇に乗じてドルの買い持ちを増やすかもしれない」と述べた。

スポット市場の元相場は6.8237元で始まり、中盤では6.8304元と、前営業日終値に比べ99ポイントの元安、基準値比で0.28%の元安となった。

FXTMの調査アナリスト、ルクマン・オトゥヌガ氏はリポートで「トランプ米政権は(9月に)2000億ドル相当の中国製品に追加関税を課すとみられ、リスク回避が再び強まれば元などの新興国通貨は急落するおそれがある」と指摘した。

オフショア市場の人民元は6.8326元とオンショアの水準に比べて0.03%の元安。

オフショアの1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は6.886元と、基準値に比べ1.08%の元安で取引されている。

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