April 18, 2019 / 4:49 AM / a month ago

上海外為市場=人民元下落、市場の注目は再び米中通商協議に

[上海 18日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場はドルに対して一時は約1カ月ぶり高値を付けたものの、その後は下落している。人民元の対ドル基準値(中間値)が大幅な元高方向に設定されたことを受け、一部企業にドル買いが広がった。

前日の取引では、好調な中国経済指標を背景に人民元は上昇したが、現在ではトレーダーの焦点は米中通商協議に戻っている。

米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙は関係筋の話として、米中が通商協議の次回交渉の日程で暫定合意し、両国の交渉官は5月下旬、もしくは6月初旬に調印式を行うことを目指していると報じた。

中国人民銀行(中央銀行)は取引開始に先立ち、基準値を3月21日以来の元高水準となる1ドル=6.6911元に設定。前営業日の6.7110元よりも199ポイント(0.3%)の元高水準となった。

スポット市場の人民元は6.6860元で始まり、一時は3月21日以来の高値となる6.6854元を付けた。しかし中盤時点では、前営業日終値比67ポイント安の6.6947元。基準値比では0.05%の元安。

アナリストは中国経済が回復したと判断するのは時期尚早だと警告しているが、前日発表された指標は、中国経済が予想よりもやや早期に底を打っている可能性を示唆し、一部の市場関係者は通年の経済成長率予想を引き上げた。

モルガン・スタンレーのエコノミスト、ロビン・シン氏は今年の中国成長率見通しを0.2%ポイント引き上げ6.5%とし、2020年は6.3%を予想。18日付のリポートで、「2019年第2・四半期─第4・四半期に成長が上向くとの見方を維持する。財政緩和の効果が全面的に広がり、貿易を巡る緊張が和らぎ、消費者信頼感が正常化する」と説明した。

多くのオフショア機関のトレーダーは、好調な指標を受けて人民元のロングポジションを積み上げている。

しかしオンショア市場では、中国国内銀行のトレーダーは、現時点の需給は人民元高に「有利に動いていない」と述べ、過去2日の元上昇の大半はオフショア市場に追随した動きだと指摘。「現時点では(オンショアの)企業の見方は大きく変化してはいないようだ」と述べた。

オフショア市場の人民元は中盤時点で6.6937元。

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