December 20, 2018 / 5:19 AM / a month ago

上海外為市場=人民元下落、新貸出制度導入で緩和観測

[上海/香港 20日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで下落。中国人民銀行(中央銀行)は19日、景気支援のため、中小・民間企業に的を絞った支援策「標的型中期貸出制度(TMLF)」を発表した。

ドルは、米連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げ決定後、横ばいで推移している。

中盤の国内スポット市場の元は1ドル=6.9079元と、前日終値比で0.2%下落。一時6.915元まで下落した。

人民銀行はこの日の基準値を6.8936元に設定。前日基準値(6.8869元)に比べて元安の設定となった。

上海の外銀のトレーダーは「(TMLFは)利下げには匹敵しないが、一段の緩和の用意があることが示された。デレバレッジをもう進めていないことは明らかだ」と述べた。

ただ人民銀行はこの日、リバースレポ金利を据え置き、7日物・14日物リバースレポを通じて、差し引き1500億元を短期金融市場に供給した。

ゴールドマン・サックスはリポートで「通貨の安定を維持する強い決意があるようだ。通商協議が続いていることや、金融市場・経済への影響を懸念していることが背景だ。銀行間金利を引き下げれば、通貨に追加の圧力がかかる」と述べた。

TMLFについては「追加の小幅な緩和措置」であり、商業銀行が、資金調達コストの低下を通じて貸出金利を引き下げることができるとの見方を示した。

オフショア人民元は1ドル=6.9095元と、国内市場に比べて若干の元安。オフショア人民元の1年物銀行間取引金利は3.89733%と、8月以来の低水準となった。上海の外銀のトレーダーは、一段の政策緩和への期待を反映している公算が大きいとの見方を示した。

オフショア市場の人民元ノンデリバラブル・フォワード(NDF)1年物は1ドル=6.9389元と、オフショアのスポットレートと比べて0.4%の元安。市場で元の先安観が根強いことが浮き彫りとなっている。

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