June 29, 2018 / 4:52 AM / 21 days ago

上海外為市場=人民元下落、月間ベースでは記録的な下げに

[上海 29日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は下落。月間ベースでは記録的な下げとなる見込み。米中貿易摩擦の激化が中国経済に大きな悪影響をもたらす可能性が懸念されている。

スポット市場の人民元は今月、対ドルで約3.4%下落。人民元レートを一本化した1994年以降で最大の月間下落率となる。

29日は0230GMT(日本時間午前11時半)時点で、1ドル=6.6368元で推移。

投資家は、株と人民元のさらなる売りが一連の資本流出を引き起こし、経済の緊張が一段と高まり政策策定が複雑化することを懸念している。

スコシアバンク(シンガポール)の外為ストラテジスト、Gao Qi氏はノートで「中銀は、投資家を落ち着かせ、地域市場でリスク回避の動きを広げた人民元の下落ペースを落とすために対応を強化することが見込まれる」とし、こうした対応には、人民元基準値(中間値)の算出でカウンターシクリカル要因を再導入することが含まれると述べた。

同氏はまた、6.70元の水準に「強力な抵抗線」があるとの見方を示した。

上海の銀行のトレーダーは、中国人民銀行(中銀)が毎営業日の朝に設定する元基準値の算出で一部「調整」がみられると指摘。元の急落を防ぐことが目的だとの見方を示した。また「カウンターシクリカル要因が再導入されているかどうか判断するのは時期尚早だ。市場のセンチメントが独自で回復できれば、この要因を組み込む必要はない。市場は消化のための時間がまだ必要だ」と語った。

人民銀行は2017年5月、元基準値の算出にカウンターシクリカル要因を導入し、下落する元の急落の抑制につながった。その後、人民元が上昇する中、今年初めに同要因は実質的に緩和された。

トレーダーは今週はドルに対する需要が強いとし、米政府が対中関税を発動する7月6日までこうした需要の高まりは続く可能性があると述べた。

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