August 5, 2019 / 5:16 AM / 21 days ago

上海外為市場=人民元下落、節目の7元突破 一段の元安も

[上海 5日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は下落し、1ドル=7元の節目を突破した。7元台に下落するのは10年以上ぶり。米国との貿易摩擦激化を受けて、当局が一段の元安を容認する可能性がある。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日の人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.9225元と2018年12月以来の元安水準に設定した。

みずほ銀行(香港)のアジア通貨上級ストラテジストは「きょうの基準値は越えてはならない最後の一線だった」と指摘。「人民銀は元の下落に完全なゴーサインを出している」と述べた。

長期化している米中貿易摩擦は、トランプ米大統領が数日前に3000億ドルの中国製品に10%の追加関税を課すと表明するなど、引き続き激化している。

人民元の国内スポット相場は1ドル=6.9999元で始まった後、0351GMT(日本時間午後0時51分)時点では7.0266元と1.2%安。一時1.4%下落していた。7元台に乗せるのは2008年5月9日以来。

アナリストは貿易戦争の激化により、中国当局が人民元の安定を維持する理由がほとんどなくなっているとし、さらなる元安を見込んでいる。

Zhonghai Shengrong Capital Management(北京)のチーフエコノミストは「短期的には人民元の強さは国内経済に大きく左右されるだろう。第3・四半期の成長率が安定すれば、7.2元か7.3元近辺で安定化する可能性がある」と述べた。

キャピタル・エコノミスクスの中国担当シニアエコノミスト、ジュリアン・エバンス・プリチャード氏は、人民銀はこれまでは通商協議に配慮して介入してきたが、今回7元を超える元安を容認したことは、中国側がある意味で交渉を見限ったことを示しているとの見解を示した。

オフショア人民元も下落し、1ドル=7.1094元と過去最安値を付けた。0358GMT時点では7.0784元。

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