July 24, 2019 / 6:33 AM / 2 months ago

上海外為市場=人民元下落、米中通商協議や主要中銀の決定に注目

[上海 24日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は薄商いの中、ドルに対して下落。市場は米中通商協議や世界主要中銀の政策決定からの明確なシグナルを待っている。

中盤時点での出来高は約68億ドルと、前日の中盤時点の水準(101億3100万ドル)を大きく下回る。22日の出来高は、旧正月の休暇中の2月初め以来の低水準だった。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の基準値(中間値)を1ドル=6.886元に設定した。前営業日の基準値(6.8818元)に比べて元安水準。

国内スポット市場の人民元は6.8811元で取引を開始。中盤のレートは6.8821元で、前日終値比で27ポイントの元安。

米連邦準備理事会(FRB)は来週利下げすると広く予想されており、中国人民銀行(中央銀行)も追随する可能性があるとの見方が広がっている。

ただ人民銀の易綱総裁は経済誌の財新のインタビューで、中国の現在の金利水準は適切との認識を示し、「金利の引き下げは主にデフレリスクに対処することになるが、中国における物価変動は穏やかな状態だ」と述べた。

こうした総裁の発言にもかかわらず、上海の中国系銀行のトレーダーによると、市場はFRBの政策決定を見極めようとしており、法人顧客とトレーダーの自己勘定取引はポジションを維持しているという。

カドロー米国家経済会議(NEC)委員長は23日、通商協議のために米国の閣僚らが訪中する見通しであることは良い兆しだとした上で、中国が速やかに米国産農産物の購入を開始するよう期待していると語った。

しかしこのコメントを受けても人民元市場は大きな変動がないまま推移している。

OCBC銀行(シンガポール)のエコノミスト、トミー・シエ氏は、FRBや欧州中央銀行(ECB)の金利決定を控えたドル指数の変動を踏まえると、ここ数週間の元の為替レートの安定は「かなり珍しい」と指摘。その上で、投資家が米中通商協議を巡り、より具体的な詳細を待っている可能性があると述べた。

また、通商協議を控えて中国が安定した元相場を望んでいる可能性があるとの見方を示した。

オフショアの人民元は1ドル=6.8835元。

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