March 1, 2019 / 6:23 AM / in 22 days

上海外為市場=人民元下落、通商協議巡り再び警戒感

[香港 1日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は下落。2018年第4・四半期の米実質国内総生産(GDP)が予想を上回り、ドルは上昇している。

ドル指数はアジア時間1日序盤の取引で96.299に上昇。

また、米中貿易戦争を巡って米国から異なるシグナルが示されたことも人民元の重しとなっている。トランプ米大統領は28日、中国との通商協議について、交渉がうまく行かなければ歩み去ることもあり得るとの考えを示した。一方で、米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長は、中国との協議は前週の目覚しい進展を受け、順調に進捗しているとの見方を表明した。

ただ同委員長は、米国が中国と交渉している外国為替相場を巡る取り決めの下、中国は外為市場へのいかなる介入も報告する必要があると述べた。

上海を拠点とする外資系銀行のトレーダーは、通商協議で人民元が「引き続き焦点となっている」と述べ、「この点では合意に達しておらず、まだリスクがある」と指摘。

別のトレーダーも、通商協議を巡る不透明感を受けて投資家は元に対する慎重姿勢を強めているとの見方を示した。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の基準値(中間値)を1ドル=6.6957元に設定。前日の基準値(6.6901元)と比べて元安水準。

国内スポット市場の元は、中盤時点で1ドル=6.6986元。前日終値比で51ポイントの元安、基準値に比べ0.04%の元安。

週間ベースでは元は0.26%上昇している。

株価指数の開発・算出を手掛ける米MSCIは28日、新興国株指数に採用している中国本土株の組み入れ比率を年内に4倍に引き上げる方針を示した。華僑永亨銀行(OCBCウィンハン、香港)のエコノミスト、Carie Li氏は、比率引き上げを受けた資金流入が元を支援するとの見方を示した。

また、財新/マークイットが1日発表した2月の中国製造業購買担当者景気指数 (PMI)は49.9と前月の48.3から上昇したものの、景況改善・悪化の分岐点となる50を下回る水準にとどまった。

オフショア人民元は6.6995元と、オンショアの水準に比べて0.01%の元安。

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