November 15, 2019 / 5:39 AM / a month ago

上海外為市場=人民元堅調、米中協議巡るカドロー氏発言で

[上海 15日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元の対ドル相場は、堅調。カドロー米国家経済会議委員長の発言が人民元を下支えしている。

カドロー氏は14日、中国との通商協議について、両国が電話で緊密に連絡を取り合っていると明らかにするとともに、協議は極めて建設的で合意は近い、との認識を示した。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の基準値(中間値)を1ドル=7.0091元に設定。前日の基準値(7.0083元)に比べて8ポイントの元安水準だった。

国内スポット市場の元は7.0047元で取引を開始。その後すぐに6.9982元に上昇した。中盤時点では7.0081元と、前日終値比で119ポイントの元高となっている。この水準で取引を終了すれば、週間では0.18%安と6週間ぶりの下げとなる見通し。

INGのエコノミスト、アイリス・パン氏は、米中が通商協議の「第1段階」で合意できたとしても、人民元は大きく動くとの見方を示した。

同氏は「可能性は低いものの、第1段階の合意に失敗すれば、人民元は大幅に下落する。一方で、9月に発動された1120億ドルの中国製品への関税が撤廃されれば、人民元は上昇する」と説明した。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日、1年物中期貸出ファシリティー(MLF)を通じて2000億元を金融機関に供給した。MLFによる資金供給は今月2度目。金利は前回水準で据え置いた。

アクシス・トレーダーのストラテジスト、ステファン・イネス氏は、このところの軟調な国内経済指標に対応した措置だとの見方を示した。

最近発表された中国の経済指標は軒並み弱い数字となり、国内経済の減速が一段と鮮明になっている。

中盤のオフショア人民元は1ドル=7.0062元。

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