May 30, 2019 / 5:56 AM / a month ago

上海外為市場=人民元小幅高、基準値が下支え 米中摩擦は重し

[上海 30日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで小幅上昇。米中貿易摩擦を巡る懸念の高まりを背景にドルが総じて堅調となっているものの、市場予想よりも元高方向で設定された人民元基準値が材料視された。

スポット人民元は1ドル=6.9100元で取引を開始。中盤のレートは前日終値比21ポイント元高の6.9109元となっている。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日の基準値(中間値)を6.8990元と、前日の基準値(6.8988元)より2ポイント元安に設定した。ただ、ロイター予想(6.9056元)と比べると66ポイント元高となった。

基準値はここ2週間、市場予想より元高に設定されており、市場関係者らは当局が人民元の急落を阻止しようとしていると捉えている。

市場参加者は人民銀が為替の変動幅を抑制する「カウンターシクリカル要因」を積極的に活用しているとみており、コメルツ銀行のアナリストは、中国当局が「市場の信頼感を維持するとともにパニックや資本流出を阻止し、金融安定を確保する」ためにこうした措置を講じているとの見方を示した。

米中貿易摩擦は引き続き人民元の重しとなっており、市場は6月の20カ国・地域(G20)首脳会議を前に人民元が現在の水準で値固めすると予想している。

中国外務省の張漢暉次官は30日、意図的に引き起こす通商摩擦は「むき出しの経済テロリズム」だと述べた。

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