June 27, 2019 / 5:58 AM / 20 days ago

上海外為市場=人民元小幅高、米中貿易巡る楽観が支援 上値は重い

[香港 27日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで小幅に上昇。米中の貿易戦争が休止されるとの期待に支援されている。ただ米利下げ観測の後退を背景にしたドル高で上値は重い。

27日付の香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは関係筋の話として、米国と中国が、28─29日に大阪で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に合わせて開く両国の首脳会談を前に、貿易戦争の一時休戦で合意したと報じた。

トランプ米大統領は26日、今週予定する中国の習近平国家主席との会談で通商合意を得ることは「可能だ」と言明した。同時に、物別れに終われば、中国製品に追加関税を発動する考えを示した。

0408GMT(日本時間午後1時08分)時点で、国内スポット市場の人民元は1ドル=6.8791元と前日終値比12ポイントの元高。基準値比では0.02%の元安。

中国人民銀行(中央銀行)は27日、人民元の対ドル基準値(中間値)を6.8778元に設定した。前日基準値(6.8701元)と比べてやや元安水準だった。

香港の外資系資産運用会社のトレーダーは「大阪での(米中首脳会談での)ポジティブな結果への期待が高まっており、おそらく現在織り込まれている」と指摘した。

またエバーブライト・サン・フン・カイの外国為替ストラテジスト、ブルース・ヤム氏は「双方が関税を巡りこれ以上事態をエスカレートさせなければ、人民元の下値めどは6.77─6.8元だ」との見方を示した。

ただ、貿易を巡る見通し改善の兆しを背景に7月の米利下げの正当性が薄れ、利下げ観測を受けて下落していたドルがやや上向いているとの指摘もある。

香港のある外資系銀行関係者は「貿易面でポジティブな展開があるなら、米連邦準備理事会(FRB)が一度に50ベーシスポイント(bp)の利下げを実施する必要はあるか」と指摘した。

オフショア人民元は6.879元と、国内スポット相場とほぼ同水準で推移している。

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