March 23, 2020 / 6:09 AM / 2 months ago

上海外為市場=人民元引き続き下落、人民銀幹部発言が下支え

[上海 23日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで下落。週間で7カ月ぶりの大幅な下げを記録した前週に続き、軟調に推移している。新型コロナウイルス感染拡大による経済への影響が懸念される中、質への逃避でドルが引き続き買われている。

ただ市場筋によると、中国人民銀行(中央銀行)の陳雨露・副総裁の発言が人民元相場の下支えになっている。

同副総裁は22日、中国経済は第2・四半期に大きく改善する見込みで、人民元相場は潤沢な外貨準備を背景に、短期的に1ドル=7.0元前後で安定的に推移するとの見方を示した。

国内スポット市場の人民元は1ドル=7.0982元で始まった後、中盤時点では7.0989元と前営業日終値比19ポイントの元安。

人民元は前週、対ドルで1.24%下落し、2019年8月以来の大幅な週間下落率を記録した。

中国建設銀行(アジア)のアナリストはリサーチノートで、国内の新型ウイルス感染状況が抑制され、職場復帰する人が増える中、中国経済を巡る楽観的な見方から人民元は「ある程度上向きのモメンタム」を得る見込みだと指摘した。

ただその上で、市場は国外での感染拡大による影響や諸外国の新型コロナ対策に敏感に反応するだろうとの見方を示した。

中国本土で22日に新たに確認された新型ウイルスの感染者は39人。北京市が海外から持ち込まれる感染事例の対策を強化したため、5日ぶりに本土の新規感染者が減少した。

人民元の対ドル基準値(中間値)は23日、1ドル=7.094元に設定された。前日基準値(7.1052元)と比べ、112ポイント(0.16%)の元高だった。

オフショア人民元は1ドル=7.1255元。

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