April 23, 2019 / 7:37 AM / a month ago

上海外為市場=人民元横ばい、政策緩和ペース鈍化の可能性も

[上海 23日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、ドルに対してほぼ横ばい。投資家らは、一段の金融緩和のペースに関する手がかりを求めて、政策当局者らのコメントに注目している。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の基準値(中間値)を6.7082元に設定。前営業日の6.7035元よりも47ポイント(0.07%)の元安水準となった。

スポット市場の元は6.7105元で取引を開始。中盤時点では6.7123元と、前営業日終値比でわずか1ポイントの元安。

スポット市場の元は60ポイント以内の狭いレンジで推移している。

アナリストらは、全般的には、さらなる景気刺激策へのより慎重な姿勢は、政策当局者が経済見通しに自信を深めていることを示唆する、と指摘した。

OCBCのストラテジストは調査リポートで「過去2カ月間に世界の中銀がより緩和に転じたことを受けて、われわれの人民元に対する見方はよりポジティブになった」と指摘。「中国金融政策スタンスの最近の微調整は、今年の元に対するポジティブな見通しを強めている」とし、短期的に元が1ドル=6.68元の水準をトライするとの見方を示した。

中国共産党政治局、国務院(内閣に相当)、人民銀行などのトップの政策決定機関はすべて、ここ2週間に会合を開いている。

中国政府は22日、経済成長や物価変動に基づいて金融政策を予防的に微調整すべきとの見解を示した。中国の習近平国家主席主宰の中央財経委員会が発表した報告書を国営新華社が報じた。

最近発表された指標は好調だったものの、ノムラ(香港)の中国担当チーフエコノミスト、Lu Ting氏は、今後数カ月間に景気が再び圧迫されるリスクがあると警告。金融緩和のペースは鈍化すると考えているが、金融緩和策を撤回するのは時期尚早だとの見解を示した。

同氏は、中国当局が過去2週間のペースで資金調達コストを上昇させることはできないとの見方を示し、「具体的には預金準備率の引き下げなどを通じた流動性供給を見込んでいる」とした。

流動性の目安となる翌日物レポ金利は一時3.84%と、2018年5月以来の高水準となった。

オフショアの人民元は中盤時点で1ドル=6.7136元。

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