November 21, 2019 / 6:10 AM / 17 days ago

上海外為市場=人民元横ばい、米中協議懸念し一時3週間ぶり安値

[香港 21日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルでほぼ横ばい。米中通商協議の「第1段階」合意が来年に持ち越される可能性があるとの見方から、一時約3週間ぶり安値をつけた。ただ、通商協議の部分合意に関する中国の劉鶴副首相の楽観的な見方が伝わると、一時の下げから戻した。

トランプ大統領は20日、米中通商協議について「私が望むレベルに中国が達しているとは思わない」とコメントした。また、ホワイトハウスに近い関係者などが明らかにしたところによると、米中通商協議の第1段階の合意が来年にずれ込む可能性がある。中国が関税撤廃拡大を求めているほか、米国もそれに対応して要求を強めているという。

一方、劉鶴副首相が20日夜に北京で行われたイベントでの講演で、米国との第1段階の合意について、慎重ながらも楽観していると述べたとブルームバーグが報じたことから、人民元は一時の下げからやや戻した。

中国人民銀行はこの日の人民元の基準値を1ドル=7.0217と、11月5日以来の元安水準に設定した。ロイターの予想は7.0209元だった。

国内スポット市場の人民元相場は、中盤時点で7.0385元と、前日終値の7.0364元からほぼ横ばい。一時3週間ぶり安値をつけた。オフショア人民元もほぼ変わらずの7.0405元。

上海の外資系銀行トレーダーは「人民元は基本的に(米中)貿易戦争に関するニュースに反応している」と語った。

米下院が、中国が香港に高度の自治を保障する「一国二制度」を守っているかどうか米政府に毎年検証を求める「香港人権・民主主義法案」を可決したことも、米中通商協議を一段と複雑にする可能性がある。

OCBCバンクのエコノミスト、Tommy Xie氏は、香港抗議デモの問題が米中関係に影響を及ぼすとみられ、1ドル=6.9元台まで人民元が戻す可能性は低いと指摘した。

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