February 21, 2020 / 6:18 AM / 3 months ago

上海外為市場=人民元約2か月半ぶり安値、新型ウイルス巡る懸念で

[上海 21日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで約2か月半ぶり安値に下落。新型コロナウイルスを巡る懸念が重しとなっている。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日の基準値(中間値)を1ドル=7.021元に設定。12月12日以来の元安水準で、ロイターがまとめた予想より81ポイント元安となった。前日基準値(7.0026元)比では184ポイント(0.26%)元安。

基準値が元安に設定されたことを受け、スポット人民元も下落。国内市場の元は1ドル=7.0261元で取引を開始し、一時12月11日以来の安値となる7.0381元を付けた。

中盤のレートは前日終値比52ポイント元安の7.0282元。この水準で取引を終えれば、週間では0.6%安となる。

スコシアバンクのFXストラテジストはリポートで「足元のドル/人民元には上振れリスクがあるが、新型ウイルスを巡る中国国内の状況改善を踏まえると、中期的には下落する」との見方を示した。

新型ウイルスによる混乱で中国経済にはすでに打撃が及んでおり、人民銀は20日の最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)引き下げなど、一連の緩和策を打ち出している。

アナリストは追加緩和を見込んでいる。INGのグレーターチャイナ担当エコノミスト、アイリス・パン氏は、「新型ウイルスの感染拡大がもう1四半期続いた場合、人民銀は再び預金準備率を0.5%ポイント引き下げ、7日物リバースレポ金利、1年物中期貸出制度(MLF)の金利、1年物LPR金利を10ベーシスポイント(bp)引き下げる必要があるだろう」と指摘した。

また、感染のペースが加速しない場合でも、政府や人民銀による広範囲の刺激策が見込まれるとした。

オフショア人民元は中盤時点で1ドル=7.0398元。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below